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2018.07.09更新

畳の日焼けはお酢で直る!?紫外線カット・定期的な張り替えでも対策を

畳の日焼けを防ぎたい!畳の日焼け対策と修復・交換について紹介

和室の居心地の良さは日本人なら誰しもが感じるものではないでしょうか?和室に欠かせないのが「畳」の存在です。畳のい草の香りや自然な色は、リラックス効果を与えてくれます。そんな畳の色ですが、使い続けていると綺麗な自然色がどんどん変色していきます。せっかく綺麗な色をしている畳なのですから、「そのままの色で維持したい」「変色したら元の色に直したい」と考える人も多いと思います。

残念ながら、畳の変色を完全に防ぐことはできず、日に日に色が変わっていくものです。ですが、日焼けの対策や修復方法はあるので、すぐに諦めてしまうのは早いです。今回は、畳の日焼け対策について紹介していきます。

畳の日焼けの対策

畳の日焼けの対策

畳を綺麗なままにしておきたいと思うと、まず考えるのが「日焼けしないようにする」ことです。畳が日焼けしなければ綺麗な状態を保てますが、実際は可能なのでしょうか?畳の日焼け対策について紹介していきます。

一番は紫外線を防ぐこと

畳の日焼け対策に一番効果的なのが「紫外線を防ぐ」ことです。畳が変色するのは、畳に使われている「い草」が化学反応を起こすことが原因です。い草には葉緑素が含まれており、日光に当たることで変色します。この反応を起こさなければ変色を防ぐことは可能です。

紫外線を防ぐためには、遮光カーテンやUVカットをしてくれるカーテンを使用するのが効果的です。畳の日焼けを完全に防ぐには、光を遮断するしかないのですが、現実的には難しいです。畳を使っていくということは、だんだん変色していくということを理解した上で、畳の良さを感じていくことがいいかもしれません。

畳は消耗品なので定期的に張り替えする

畳を使う人がよく言っていることは「畳は消耗品である」です。「消耗品ってどういうこと?」って疑問に思う人がいるかもしれませんが、畳は月日・年数が経っていくことに変色や劣化していくものです。定期的に張り替えが必要ということから消耗品と言われています。

畳を張替えれば、い草の心地よい匂いや自然な色を楽しむことができます。畳の日焼け対策には「畳の張り替えをする」ことが一番の対策なのかもしれません。

畳の日焼けを直す方法

畳の日焼けを直す方法

家具を移動したときに置いてあった場所が元の緑色で、日焼けした色と違いがはっきり分かってしまい、驚いてしまうかもしれません。色の変化はどうしようもないと思ってしまいますが、実は畳の日焼けを直す方法はあります。ここでは、日焼けを直す方法について紹介していきます。

お酢を使って雑巾がけする

畳の日焼けした色を直す方法として、代表的なのが「お酢を使用する」方法です。

  1. ① 洗剤を利用して日焼けしている畳の汚れを落としていきます
  2. ② お酢を準備して、お湯:酢を2:1で混ぜたものを作ります
  3. ③ 混ぜたものを霧吹きの中に入れて、日焼けしている部分に吹きかけます
  4. ④ 乾いた布を使って、乾拭きをします
  5. ⑤ 乾拭き後はよく乾燥させます

以上が、畳の日焼けを元に戻す手順です。完ぺきな状態まで戻すことはできませんが、色が戻るということが実感できるかもしれないので、やってみてください。ただし、あまりにも畳の使用年数が経ちすぎて色が完全に変わっている場合は、まったく戻らないので注意してください。

畳ワックスを使用する

畳の色を戻す商品として、「畳ワックス」というものが市販されています。畳に塗ることで、青い色にするというものです。新しい畳のような自然な色味を出すことは難しいかもしれませんが、畳を元に近い色に戻すことができる方法です。

日焼けが取れない場合は交換しよう

日焼けが取れない場合は交換しよう

上記であげたような対策では、完璧な状態まで畳を戻すことはできません。「どうしても色の違い気になる」そんなときは、畳の張り替えを行いましょう。畳の張り替えといっても、ただ畳を新調するだけではなく、表面だけを変えたりする色々な方法があります。それらの張り替えの方法について紹介していきます。

畳の裏返し

畳には「畳表」が表面につけてあります。この畳表は裏面も使うことができるので、表面が日焼けしてしまったら、「裏返し」を行うことで元の綺麗な畳にもどります。この裏返しができる目安は3~5年と言われています。5年以上経過すると裏面が変色していることがあるので、利用できません。

畳の表替え

畳の表面についている「畳表」を新しいものに交換することです。表替えの目安は6年ぐらいと言われています。張り替えをせずに6年以上畳を使い続けている場合は、畳が裏も変色している場合があるので、表替えを行ってください。

畳の新調

畳の大きな床の部分を「畳床」といいます。この畳床に表面に畳表をつけて畳緑を縫い付けることで一枚の畳が作られています。畳の変色部分は畳表に起こることなので、表替えを行えばいいのですが、経過年数が経ち床にへこみができてしまったり、踏み心地が悪くなってしまった場合は、元の畳床が劣化しているので、畳の新調が必要になります。

新畳へ交換すれば、まったく新しい畳にすることができるので、また畳の良さを感じることができるでしょう。ただ、畳表を変えるだけとは違い、畳そのものを新調するので、費用が多くかかってしまうことは考えておいてください。

賃貸住宅の場合、畳の日焼け修復は必要?

賃貸住宅の場合、畳の日焼け修復は必要?

賃貸住宅に住んでいる人で引っ越しをするときに考えるのが、部屋の原状復帰のことです。和室がある部屋で、日焼けした畳を「元の畳の色に戻さなきゃいけないの?」と考えてしまいます。元に戻さなきゃいけないなら、費用がかかってしまいます。

賃貸住宅で退居時に、畳の変色を「個人で元に戻す必要はない」ので安心してください。基本的には管理している側の問題になるので、畳の日焼けについて気にする必要はありません。ただ、畳の表面だけではなく、床にひどい汚れがついてしまっている場合は請求されることがあるので気をつけてください。特に食べこぼしの汚れや、タバコで焦がしてしまったあとには注意してください。

まとめ

畳の日焼け対策について紹介していきました。最後に今回の日焼け対策についてまとめていきます。

  • 畳の日焼け対策には紫外線を防ぐことが有効的。だが、日常生活では難しい
  • 畳は消耗品だということを覚えておき、定期的に張り替えを行いましょう
  • 畳の日焼けを直すには、お酢を使用したり、畳ワックスを使うことが効果的です
  • 畳の日焼けがどうしても取れない場合は交換を考えましょう
  • 畳の張り替えには「裏返し」「表替え」「畳の新調」があるので、場合によって使いわけていきましょう
  • 賃貸住宅の畳の日焼けの原状復帰で請求されることはありません

以上が、今回畳の日焼けについてまとめた内容になります。畳の日焼けはある程度仕方ないものだと思って、日焼けがどうしても気になったら張り替えを行うようにしてください。この畳の張り替えですが、個人で行うことはできません。専門の職人技が必要になってくるので、業者に依頼してみてください。定期的に畳の張り替えを行えば、新しい気持ちで畳の良さを感じることができます。

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