畳は非常に長く使えるものですが、表替えや裏返しを行っても、いつかは寿命が訪れます。
その際は畳の新調が必要です。
しかし、敷き方や扱い方次第では畳の寿命が短くなってしまうことも考えられます。
これからご紹介する畳の新調の目安、新調した畳の敷き方、畳のお手入れをご参考に、長くきれいな畳を使えるようにされてはいかがでしょうか。

畳の新調の目安
畳を変えたいけど、いつ新調すべきか見ただけではわかりづらいことも多いですよね。畳には新調の目安があるのでいくつか見ていきましょう。
畳の張替えには、裏返しや表替えなど色々な方法が取られますが、新調する場合、畳を敷いてから7~8年を目安に行われます。
また、畳の凹凸が多い、カビなどの臭いがする、歩くとブカブカするという目安もあります。いずれもわかりやすい特徴なので、思い当たる方も多いのではないでしょうか。
畳の敷き方で寿命が大きく変わります
畳の寿命には目安がありますが、お手入れや環境によってより長持ちすることがあります。カビが生えやすいので、定期的な日干しを行うことや、ダニを防ぐために掃除を徹底するなどのお手入れが必要です。
その他にも、実は畳の敷き方によって寿命が変わってきます。
例えば、出入り口に対して畳の向きを横にすることで、進む向きと畳の目が引っかからず、畳の傷みを防止できます。
出入り口付近は頻繁に足と畳が接触する付近になりますので、新調する際は気をつけてみてもよいでしょう。
畳の張替えで更に長く使えます
簡単に説明すると、畳は畳表と床材に分かれており、畳表だけを張り替えることもできます。一般的には、裏返しや表替えと呼ばれる方法で張り替えます。床材がいたんでいなければ、何度か畳表を変えることができるので、色あせや傷みが気になるときには、張替えのプロに相談してみると良いでしょう。
畳の張替えは、畳を新調するより、コストを抑えることができますので、長く使うことでお財布にも優しくなります。
まとめ

畳の新調には目安がありますが、日頃のお手入れ等によって寿命を長くも短くも変えてしまいます。畳をできるだけ長く、きれいな状態で気持ちよく使うためコツを覚えておけば、役に立つはずです。
また、張替え時は畳の寿命をのばす敷き方に変えるチャンスでもあります。一度畳の張替えのプロと相談することがオススメです。