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2019.06.05更新

便利な畳の厚さとは?あなたの生活スタイルにあった畳を探してみよう

便利な畳の厚さとは?あなたの生活スタイルにあった畳を探してみよう

日本独特の文化である畳。最近では洋風の住宅が多くなり、フローリングの床を見ることのほうが多くなりました。それでも、どこかに和室があったり、畳の部屋があったりする住宅は少なくありません。


実家や田舎の家、旅館などで畳の匂いを嗅ぐとなんとなく落ち着き、懐かしい気持ちになりますよね。畳には実用性のメリットもありますが、リラックス効果もあります。多くの人はそういった安心感のある、リラックスする空間のために畳を取り入れているのではないでしょうか。


今回は畳の交換、導入を検討している方に向けて、厚畳や薄畳などといった、畳の厚さと種類、それぞれの特徴についてまとめました。どの厚み、種類がよいのか、ご自分に合った畳を導入する参考になればと思います。

 

畳の厚さは大きく分けて3種類

通常の和室の床として使う畳の厚みはJIS(日本工業規格)によって55mm、60mmと統一されていますが、近年ではさまざまな畳の厚さがあり、それぞれ用途が異なります。ここではそれぞれの特徴について解説していきます。

厚畳

和室の床として使われる一般的な畳は厚畳(あつだたみ)と呼ばれます。厚畳の厚みはJIS規格の55mm、60mmという基準があります。しかし近年では洋風の住宅が増えたことや、住宅のバリアフリー化によって多様化した床の高さに対応するため、さまざまな厚さのものがあります。


一般的には30mm~60mmまでのものを厚畳と呼び、はじめから和室として設計された部屋の床材として使われます。というのも、フローリング材の厚みは基本的に15mmのため、フローリング用に設計された部屋に厚畳を使うと、どうしても大きな段差ができてしまうためです。

 

薄畳

そこで近年登場したのが厚さ15mm~29mmほどの、薄畳(うすだたみ)です。薄畳ならフローリング用に設計された部屋でも使うことができます。厚畳と薄畳はその構造も異なります。


厚畳は厚く作れるため強度や反りを気にせずにクッション性をもたせる余裕がありますが、薄畳は薄いぶん反りに強く強度の高い板を使わなければなりません。そのため厚畳とは少し違った感触になる傾向があります。最近注目を集めている、「置き畳」「ユニット畳」と呼ばれるものも薄畳の一種です。

 

藁畳

最近では使われることが減りましたが、厚畳のなかには藁畳(わらだたみ)と呼ぶ種類の畳もあります。藁畳は圧縮した稲わらを何層も積み重ねて縫い上げて作られます。通常の畳は芯材となる畳床(たたみどこ)と畳表(たたみおもて)、防湿シートなど複数の材料を組み合わせたものですが、藁畳は畳床も含めたほとんどの部分が稲わらのみでできています。


稲わらでできた畳床を「本藁床(ほんわらどこ)」と呼びます。現在は藁畳でも芯材となる畳床の部分にはスチレンフォームなどの化学材料を使った「建材床(けんざいどこ)」を使いますが、それ以前は通常の畳も本藁床を使って作られていました。


天然素材で固い板材も使われていないため、クッション性と調湿性、断熱性など、とても高い機能性をもつのが特徴です。にもかかわらず最近はほとんど使われることがありません。理由は空調家電の普及にあります。


藁畳はそれ自体が吸湿、放湿することで調湿、断熱効果を発揮します。エアコンや除湿器などで調湿、室温調整をされると放湿ができず、内部にカビやダニが発生しやすくなってしまうのです。このように空調家電との相性が悪く、また価格も高価なため現在は建材床が使われています。

 

厚い畳のメリット

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ここまで、厚畳、薄畳、藁畳の特徴について解説してきました。畳は厚さによってそのメリットも異なります。まずは厚畳のメリットについて解説していきます。

表面と裏面を使えて長持ち

厚畳は耐久性が高く、1枚を長く使えるという特徴があります。畳は畳床の寿命と畳表の寿命がそれぞれ違います。畳床の寿命は通常10~15年といわれており、素材や手入れによっては50年近く使えることもあるそうです。一方、畳の表面となる畳表の寿命は短く、3~5年といわれています。


畳表の寿命が短く感じるかもしれませんが、この畳表は裏返して使うことができます。表面は傷や日焼けで劣化しますが、畳表を裏返せば再び新品同様にきれいな状態になり、そこからさらに3~5年使うことができます。裏面の寿命が来ても、畳表を交換すれば畳床の寿命が来るまで何年でも使い続けることができます。


薄畳のほうは薄いぶん畳床の劣化が早く、構造的に畳表の交換ができないものもあるため、およそ5~6年ほどです。

 

畳縁のデザインの選択肢が豊富

厚畳のもうひとつの特徴は、畳縁(たたみへり)のデザインを自由に選べることです。昔の畳縁は刺繍で作っていたため選択肢は多くはありませんでしたが、近年では転写技術も発達し、たくさんの畳縁のデザインをカタログから選ぶことができるようになりました。


畳表の裏返しや張り替えの際に畳縁を交換してデザインを変えることもできるので、手軽にお部屋の雰囲気を変えることができます。もちろん畳縁のみ交換することも可能です。薄畳は畳表が交換できないのと同様、畳縁の交換ができないものもあります。

 

薄い畳のメリット

つぎは薄畳のメリットについてです。厚畳に比べて寿命が短く、交換の頻度も多い薄畳ですが、厚畳にはないメリットがあります。

畳をマットのように使うことも!

薄畳には置き畳という種類のものがあります。その名のとおり、置くだけで使える畳です。畳の裏面に滑り止めがついており、フローリングの上に置くだけでマットのように使うことができます。置き畳は、ユニット畳とも呼ばれます。


量産されている安価な置き畳もあり、ホームセンターなどで販売しています。部屋全体を畳にするとなると費用も手間もそれなりに掛かりますし、賃貸の住居では施工の許可がなければなりません。ですが置き畳ならマットやラグと同じ感覚で、今すぐにでも手軽に畳のある空間を作ることができます。

 

設置や取り換えがしやすい

みなさんは厚畳の重さをご存知でしょうか?見た目が柔らかそうなため軽い印象をもっている人が多いかもしれませんが、実は厚畳の重さは1畳で20kg~40kgもあり、設置や交換が大変なのです。


薄畳は厚さが薄いぶん、当然重さも軽いです。厚さにもよりますが、一般的には1畳で10kg弱と、半分以下の重さです。置き畳ではない通常の薄畳でも同様で、ひとりでも設置や取り換え、移動ができます。

 

畳のある生活の利点

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ここまで、厚畳と薄畳の特徴を解説してきました。部屋の設計の段階で決まっているものなので、どちらの畳にすればよいのかがおわかりいただけたと思います。畳のある生活がイメージできるように、改めて畳にはどんなメリットがあるのか、想像しながら見ていきましょう。

防音効果

畳表に使われるイグサの内部には、無数の細かい空洞があります。また、畳床に使われる素材も発泡樹脂素材なので、イグサと同じようにたくさんの空洞があります。そのため高いクッション性があり、空気の振動である音を軽減して静かで落ち着いた空間になるのです。

自然の素材が湿度を調節

さらにイグサには、呼吸するように内部の空気を出し入れすることで、湿度を一定に保とうとする調湿機能があります。畳は夏のジメジメした湿気を吸収し、冬のカサカサは水分を放出して、常に快適な湿度をキープしてくれるのです。


また、呼吸の際に空気中の化学物質を吸い込み、内部に吸着させることで空気をきれいにする清浄効果もあります。シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドやアセトアルデヒドといった有害物質も除去してくれるため、常に空気のきれいな空間にすることができます。


そして、イグサの香りにはリラックス効果もあります。静かで快適な部屋で、畳の上にゴロンと寝転がって、きれいな空気を吸いながらイグサの香りに包まれてリラックスする気持ちよさは簡単にイメージできるでしょう。

 

今どきの便利な畳

日本の伝統的な文化である畳ですが、時代と技術の進化と共に、畳も進化しています。ここでは近年の進化した畳についてご紹介していきます。

防水性能の高い畳

たくさんのメリットがある畳ですが、水に弱いためカビが生えやすく、掃除などの手入れもフローリングと比較すると面倒という難点もあります。ですが、最近では人工繊維を使って撥水性をもたせた畳もあり、それぞれの家庭の環境に合わせて選ぶことができます。

部屋に合った色が選べる

畳表に使われるイグサの色といえば、緑色ですね。緑色はリラックス効果もある落ち着く色ですが、近年では黒、赤、青など、さまざまな色の畳が作れるようになっています。人工繊維そのものの色をつかったもの、伝統的な染色法によってイグサを染色したものなど、さまざまな色の畳表が作られています。

お手入れが楽な素材の畳

さらに、畳表に使われる繊維や畳床の素材などを工夫することで、お手入れが楽になった畳もあります。ダニが付きにくく、アレルギー物質を低減する畳、畳表を洗うことのできる防水畳、汚れが付きにくい畳など、メーカー各社がさまざまな畳を開発しています。

 

今ある畳を新しくしたいとき

このようにたくさんの種類の畳がありますので、ご自分に合った畳を選んで快適な空間を作りたいですね。気になる畳があれば畳屋さんに相談してみるといいでしょう。畳の業者もたくさんありますので、業者選びのポイントを簡単にご紹介していきます。

古い畳を回収してもらえる

畳の交換や張り替えには、畳表の「裏返し」と「表替え」、畳を丸ごと交換する「新畳(あらだたみ)」があります。新畳にする場合は古い畳を処分する必要がありますので、張りえ替と同時に回収してくれるかどうか確認しましょう。

資格をもっている

業者はプロですからもちろん知識と技術はもっているはずですが、技術の高さを証明できるものがあればより安心できますよね。


実は畳制作には「畳制作技能士」と呼ばれる国家資格が存在します。1級と2級があり、どちらも実技試験に合格する必要がある資格です。この資格がなくても畳屋さんになることはできますが、もっていれば確かな技術力があることが証明されるので安心ですね。

無料で相談、見積りをしてくれる

畳の交換時期や費用、畳の選び方など、依頼するにしても何をどうすればいいのか分からない場合も多いかと思います。そんなときに無料で親身に相談に乗ってくれる業者なら安心できます。


費用の見積りをしてみて、納得できない場合に快くキャンセルに応じてくれるかどうかも大切です。見積り金額が作業後に変わることがないかも確認しておくとより安心ですね。


まとめ

今回は畳の厚さによる分類と、それぞれの特徴、最近の新しい畳について解説してきました。畳のさまざまな機能的なメリットも紹介してきましたが、やはり一番のメリットは心の休まる空間が作れるということではないでしょうか。


効率や合理性を求めて目まぐるしく動く社会のなかで生きる現代人にとって、そこから離れ、日本人の原点である和の心に包まれて一息つける場所を作るのも、人生のなかでは大切なことかもしれません。

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